皆様、こんにちは。
私、中小企業診断士の松村です。
「中小企業診断士って何?」と思われた方は、前のブログをご覧ください。
これは、日本における経営コンサルタントとしての唯一の国家資格です。
本日は、企業の「尖り(とがり)」について、お話いたします。
この「尖り(とがり)」という言葉ですが、はじめて聞くものではありませんが
普段なかなか見聞きするものではないかと思います。私も恩師に出会うまでは、そうでした。
私の恩師(中小企業診断士養成課程)は、この「尖り(とがり)」をビジネスマーケティングの分野へ一早く取り入れた第一人者であり、この手法で様々な企業のご支援をされており、多くの成果を残されています。
この「尖り(とがり)」は、自社の強みの要素だけではなく、あえて自社の弱みに着目する場合もあり、競合他社との差別化を行う上では、非常に有効的、かつ実務的であると
私は考えております。
ではこの「尖り(とがり)」を“どのように見つけていくのか?”ですが、様々なアプローチがあります。
私の場合、企業経営の支援現場において、主にSWOT分析や経済産業省が作成したローカルベンチマーク(通称ロカベン)などのフレームワークを利用しております。
自問自答しながら、このフレームワークに落とし込むこともできますが、
どうしてもバイアスが掛かるので、インタビュー形式で行うことが有効です。
簡易的には30分程度のお時間で分析できますので、ご興味ございましたらご連絡ください。
次回は、SWOT分析について、もう少し詳しくお話いたします。
松村浩伸
中小企業診断士 千葉商科大学経済研究所 客員研究員
複数の企業(のべ6社)にてBtoBセールスを30年間経験し、1,000社以上のプロジェクトを担当。 プロジェクトが複数年に渡る場合が多かったため、短期的な自社製品の売り込みという視点でなく、 顧客との長期関係構築を心掛けて活動。 30年間のセールス経験により培われたコミュニケーション力により、 企業の隠れた技術やノウハウ=「知的資産」の見える化を得意とする。